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今日も地球がまわるからワタシはぐるぐる夢をみる、、 ふわふわ浮かんだ妄想を短編小説に込めました、、ユメミルアナタへ愛を込めて☆             
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鯛や鮃が舞い踊り終わり全て舞台の袖にはけてしまうと、
スポットライトはゆっくりとサキコに向かってきた。
光線が顔に当たる。
真直ぐに届くオレンジの光の熱さに目が覚めた。
いつの間にか陽はずいぶん傾いていた。
夕方。
少し強まった風がレースのカーテンを翻す。
できた隙間から木漏れた西日がサキコの顔に当たっていた。
鼻の頭に汗の粒がのっている。
背中は汗びっしょりだった。
出来たばかりの日なたからもぞもぞと脱出すると。
うつ伏せに寝返り右顔を絨毯にはり付けた。
織り成す繊維を見ながら今見た夢を思い出していた。


太平洋を部屋から一望できるという宿を予約した。
今年こそは夏休みはそれらしくしたいとサキコは思っていた。
その夜。
宝の船に乗って太平洋を横断する夢を見た。

たまたま通りかかったお寿司屋の暖簾をどうしてもくぐりたくなった。
次の瞬間、重厚な引き戸に右手をかけていた。
もう誰にも止められない。

7月の給料日を迎えてもボーナスはまだ丸のまま残っていた。
ドイツ製の “いい” 掃除機を買うという事は決まっていた。
どこで買おうか吟味しているウチに日本製の新型が台頭してきて、
むむと開いた財布を一旦閉めた。
サキコはこだわりって部屋をつくっている。
ので、そんな思案を人一倍楽しんでいた。

タイタンが揺らした。

太鼓の音に導かれ来てみるともうすでに人集りはできていた。
ハグれない様に手をつないだんだ。

台風が近づいていると胸に書かれたTシャツを着ている男とすれ違った。
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Edit by : Tobio忍者ブログ│[PR]