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今日も地球がまわるからワタシはぐるぐる夢をみる、、 ふわふわ浮かんだ妄想を短編小説に込めました、、ユメミルアナタへ愛を込めて☆             
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仮面をつけた男がカメをくれると言ってきた。

どうしたものか考えていると、

サイズの割に凶暴なのでココを持つといいと差し出して来た。

前後の脚の間から包帯の様な幅のある布が腹の下を通り、

甲羅の頂点で結わかれ2本の布が紐状に長く上に伸びている。

中富鞠子は右手をあげて3本の指で渡されたその先をつまんだ。

カメは意外に軽かった。

紐の先でせっせと遊泳する姿を見て、

中富鞠子はいつかテレビで見た海豚の体重測定を思い出した。

カメの動きが急に荒々しくなった。

やっぱり苦しいのかと思ったら、

仮面をつけた男が微妙な距離でシシャモを揺らしていた。

中富鞠子は焼く前のシシャモを初めて見た。

ちょっと、と言うと仮面をつけた男はシシャモを内ポケットにしまった。

気を取り直してといった感じで小さな咳払いをすると、

仮面をつけた男は言った。

「名前はどうしますか」





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