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今日も地球がまわるからワタシはぐるぐる夢をみる、、 ふわふわ浮かんだ妄想を短編小説に込めました、、ユメミルアナタへ愛を込めて☆             
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テトラポットと言う名の土産物屋に入った。入口で品出しをする店長らしき男に愛想良く迎えられた。生涯サーファーですといった出で立ちだった。店内をなんとなく1周物色してから貝細工のコーナーに引き返した。天井から無数に吊るされた風鈴をなんとなく見ていると、
店長らしき男が近づいてきた。風鈴の傍に置かれた扇風機のスイッチを入れると一斉に風鈴が鳴った。これだけの数の風鈴の音(ね)をに聴くのは初めてだった。もの珍しさにぉおと思った。しばらくしてその風情のなさに飽きる寸前。パチンと音がして扇風機からの風は弱まりやがて止まった。店長らしき男はニヤリとすると鼻歌でレジカウンターへと戻っていった。風鈴はどれも手作りなのか同じ物は2つなかった。夜の柄の物を手に取ってみた。月だけだと思ったら細かく星が描かれ縁の部分が波打際になっていた。夜の海だった。想定していた予算を若干オーバーしたが土産はそれにした。品を渡した瞬間、イイの選んだなと店長らしき男の目が語った様に見えた。悪い気はしなかった。そして愛想良く見送られた。もうあと4、50日はつけられるだろうか。夏はもう折返していた。海に沈む陽を見て宿舎に戻った。暑さのためか食欲がわかなかった。大方を残すと深夜に腹が減った。どうしても菓子パンが食べたくなってコンビニに行った。必要もないのに一切の音を立てずに部屋を抜けて宿舎を出た。外の方が涼しかった。蝉が鳴く。街灯に無数の虫が群れていた。鈍い音をさせ甲虫がライトのカバーに当たる。
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