森の入口に大きな動物と小さな動物がいた。大きな動物は昔テレビで観たクマに似ていて、小さな動物はうちのネコに若干似ている。幅 約3メートルの道の両脇にそれぞれテーブルを並べていた。どうやら売店のようである。お金はなかった。森には入らなくてはいけないので通るしかない。
もみの木売りが今年もやって来た。しゃんしゃんしゃんしゃんしゃんしゃんしゃんしゃん。。去年と同じ鈴の音が閉め切った部屋にかすかに届く。目を閉じて遠離るピースフルな音にずっと耳を預けていた。
猛勉強したのにさ。そう呟いて答案を投げる様に渡すと少年はぷいと口をとがらせた。
もうだめだと思ってからそう思ってからよ、、最近のおみくじクッキーはずいぶんフレンドリーですね、そう言うと紳士はくじの紙片を僕に見せてくれた。
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